HUMAN MADE(ヒューマンメイド)とは?今知っておくべき5つのこと
HUMAN MADE(ヒューマンメイド)とは、日本が世界に誇るファッションデザイナーであるNIGO氏が2010AWからスタートさせたストリートブランド。
元々、セレクトショップでの限定取り扱いから始まったヒューマンメイドは現在実店舗を持ち、その人気は世界に及んでいる。
そこで今回は、そんなHUMAN MADEについて今知っておくべき5つのことをご紹介しながら、その魅力に迫っていこう。
【目次】
1 デザイナーNIGO氏について
2 「ストリートから、地球生活を面白く」
3 話題の絶えないコラボ
4 HUMAN MADEを愛用する若手ラッパーたち
5 HUMAN MADEの世界進出
1 デザイナーNIGO氏について
1990年代後半。
日本のストリートファッションが最も盛り上がり大きく前進した裏原ブームの真っ只中に生まれたA BATHING APE(ア ベイシング エイプ)は日本で初めて世界的に成功したストリートブランドにまで成り上がった。
そして、その創設者こそNIGO氏であり、世界のストリートファッション史を語る上では欠かせない、最重要人物の1人である。
そして、2021年9月。
NIGO氏がLVMHグループのデザイナーに迎え入れられ、KENZO(ケンゾー)のアーティスティックディレクターに就任することが発表された。
裏原からパリへ。その活躍はもはやストリートの域を超えている。
2 「ストリートから、地球生活を面白く」
HUMAN MADEの掲げるモットーは、「ストリートから、地球生活を面白く」。
このモットーを実現すべく、ヒューマンメイドは既に面白い数々の取り組みを行なっている。
世界的に人気のコーヒーショップ・ブルーボトルコーヒーとコラボし、HUMAN MADE OFFLINE STOREにはショップが常設されており、表参道の新店舗には服ではなく、シャンプーやタオルといった、生活雑貨が並んでいる。
HUMAN MADEは、ファッション以外にも様々な角度から私たちの生活を色付ける。
HUMAN MADEは世界中のホットなブランド・アーティストと積極的にコラボを行なっており、毎回大きな話題を呼んでいる。
2019年から現在に至るまで4度に渡り行われたCACTUS PLANT FREA MARKETとのコラボはプレ値が付いているアイテムが多くあるし、2021年に行われたKAWS(カウズ)とのコラボは言うまでもないだろう。
4 HUMAN MADEを愛用する若手ラッパーたち
そんなHUMANMADEの国内での人気を加速させているのが、JP THE WAVYを筆頭とする、日本の若手ラッパーたちの存在だ。
JP THE WAVYはNIGO氏に絶大なリスペクトを送っており、そんな彼がMVや私服でHUMANMADEの服を愛用することで、その名は自然と若者の間でも浸透している。
5 HUMAN MADEの世界進出
若手ラッパーたちとNIGO氏との関わりは国外にまで及ぶ。
額に25億のダイヤモンドを開けたかと思うと、次は惑星の購入を検討しているアメリカのラッパー・Lil Uzi Vertとのコラボレーションだ。
Lil Uzi VertとHUMANMADEは2021年9月にコラボアイテムをリリースし、熱い視線を集めた。
世界中のヘッズたちの間で絶大な支持を受けるLil Uzi Vertとこのタイミングでコラボしたことには大きな意味があり、HUMANMADEの世界進出を決定付けるものとなっただろう。
そして、ファッションブランドにおいて、クリエイティブと同程度に重要であるのが経営だが、HUMANMADEの経営陣には、ユニクロにおいてマーケティングを牽引してきた松沼礼氏が参加している。
HUMANMADEは向かう所敵なしだ。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。