海外に学ぶニューエラキャップのかっこいい被り方
NEW ERA(ニューエラ)は、1990年代から現在までキャップ界のトップに君臨するメーカーであり、ファッショニスタにとってニューエラキャップはマストアイテムといっても過言ではないだろう。
しかし、「キャップが似合わないから。」とニューエラを断念する人が多いのも事実。
そこで今回は、ニューエラキャップのオシャレでかっこいい被り方を、海外ラッパーの被りこなしを見ながらチェックしていこう。
よく議論に上がる、ニューエラキャップの「シールを剥がすべきかどうか」「ツバを曲げるべきかどうか」といったことも解説しているので最後まで要チェックだ。
【目次】
1 ニューエラキャップのサイズ
2 ニューエラキャップのサイズを間違えたときの裏技
3 ニューエラキャップの「シールを剥がすべきか」
4 ニューエラキャップの「ツバを曲げるべきか」
5 ニューエラキャップのかっこいい被り方とコツ
-5.1 ストレート
-5.2 後ろ被り
-5.3 斜め被り
6 ニューエラキャップ 人気モデル
1 ニューエラキャップのサイズ
キャップを選ぶ上で最も大事なのが、サイズ感だ。
顔の割に大きすぎるキャップは子供っぽい印象を与えてしまうことがあり、またキャップが小さくサイドが締まり過ぎていてもアンバランスな印象を与える。
そのため、自分の頭に合うベストなサイズを選ぶことが大切。
意外と知らない人も多いが、ニューエラには細かく9種類ものサイズが展開されているので、サイズ表を見て自分に合うサイズを把握しておこう。
自分に合うサイズが分からないという方は9FIFTY(ナインフィフティー)がおすすめ。
フォルムやシルエットはニューエラの人気モデルである59FIFTYとほぼ同じだが、バックにアジャスター(スナップバック)が付いているため、簡単にサイズを調整することができる。
2 ニューエラキャップのサイズを間違えたときの裏技
もしかしたら、この記事を読んでいるファッショニスタの中にはもう既に、「間違ったサイズのキャップを買ってしまった」という方もいるかもしれない。
そんな方に朗報だ。
ニューエラキャップのサイズを簡単に変える裏技をご紹介しよう。
キャップが大きすぎた場合
- 内側のスウェットバンドを水で濡らす(この時、外側の生地を傷つけないように注意)
- スウェットバンドをドライヤーで乾かし、バンドを縮ませる
キャップが小さすぎた場合
- 内側のスウェットバンドを水で濡らす(この時、外側の生地を傷つけないように注意)
- スウェットバンドが湿っているうちにキャップを被って頭の形に馴染むまで待つ
どうだろうか。買い換える前に是非この方法を試してほしい。
3 ニューエラキャップの「シールを剥がすべきか」
よく、「ニューエラキャップのシールを外すか、外さないか」問題が語られるが、結論から言うとシールは外した方が良いだろう。
かつて、黒人たちが自分の被っているニューエラが本物であることを示すためにシールを付けたままにする、というカルチャーが生まれたと言われている。
しかし、現在ニューエラが本物かどうかを疑う人はまずいないだろう。
また、ニューエラのシールは粘着力がそこまで強いわけではなく、長く被っていると剥がれてしまう。
その時に、シールが貼ってあった箇所だけ日焼け跡がなく不恰好になってしまうケースが多い。
これが、シールを外した方が良い最も大きな理由だ。
4 ニューエラキャップの「ツバを曲げるべきか」
そして、シール論争と共によく言われるのが、「ツバを曲げるかどうか」であるがこれは完全に個人の好みだ。
しかし、「キャップが似合わない」という方は是非、キャップのツバを軽く曲げてみて欲しい。
ツバを少し曲げるだけで、キャップがより顔にフィットし、よりスマートな見た目になることが多い。
ツバをを曲げる時の注意点
NEW ERAキャップのツバを丸めるときは、ちゃんとキャップの縁が丸みを帯びるようにゆっくり優しく曲げるようにしよう。
5 ニューエラキャップのかっこいい被り方とコツ
ここでは、ニューエラキャップのおしゃれでかっこいい被り方を、海外のラッパー達を参考にしながら3つご紹介しよう。
5.1 ストレート
ニューエラキャップの最も一般的な被り方が、キャップのツバをまっすぐ前に持ってくるこの被り方であるが、上手く被りこなすコツがいくつかある。
まず、先程も触れたが、写真のケンドリックラマーのようにツバは少し曲げることがポイントだ。
そして、キャップの後ろを少し上げて、ツバを下ろし深く被ると、シャレた被りこなしができ、普通に被るのとはまた違った雰囲気になるのでお勧めだ。
5.2 後ろ被り
Via Instagram @centralcee
キャップを後ろで被る時は、完全に後ろ向きで被るより、敢えて少しツバを横にずらして被るとよりオシャレに被りこなすことができる。
近年ファッションアイコンとしても注目を集めるCentral Ceeがよくするスタイルだ。
5.3 斜め被り
最後に、上級者向けの被り方をご紹介。
DIPSETのキャムロンがよくしていたこのツバを斜めに傾けた被り方は、本当によく似合っているし洒落ている。
ニューエラキャップに慣れてきた方は是非こういった色々な被り方にチャレンジして楽しんでみてほしい。
6 ニューエラキャップ 人気モデル
最後に、「種類が多すぎて何をゲットすれば良いか分からない」という方に向けて、ニューエラキャップの人気モデルをご紹介しよう。
人気モデル① 59FIFTY
100年以上の歴史を持つ59FIFTY(フィフティーナインフィフティー)は、ニューエラの中でも最も人気な定番アイテム。
チームは、ニューヨークヤンキース・ドジャース・ホワイトソックスが特に人気だ。
ヒップホップシーンとも関係の深い59FIFTYは、様々なラッパーたちが愛用する。
人気モデル② 9FIFTY
9FIFTY(ナインフィフティー)とは、59FIFTYをより普段使い・ファッション用に改良したモデル。
フォルムや作りは59FIFTYと同じだが、バックにアジャスターが付いておりサイズを調整できる。
人気モデル③ 9FORTY
9FORTY(ナインフォーティー)は、59FIFTYや9FIFTYに比べもう少しカジュアルな被りこなしができるアイテムであり、近年人気だ。
キャップのツバがあらかじめ曲げられており、より頭にフィットする作りだ。
「59FIFTYが似合わない」という方や、「最初のキャップに59FIFTYを選ぶのは抵抗がある」という方は、もう少し難易度の低い9FORTYから試してみるのもアリだろう。