おしゃれなメンズへおすすめするワークパンツのブランド9選
かつて炭鉱労働者や漁師が着ていたワークウェアは、激しい運動に耐えうる頑丈なファッションアイテムとして、すぐさま多くのブランドのインスピレーション源となった。
カーハートやディッキーズといったブランドは、ファッション性と機能性を両立させることでオーバーオールやチョアコートなどのスタイルをいち早く大衆に広めたことでも有名だ。
今回は、2021年で特に注目されているワークパンツにスポットを当ててみた。
ワークパンツを探すときに、先述のCarharttやDickiesといった定番に頼る人が多いが、最近ではLOEWEやRAF SIMONSなどのラグジュアリーブランドもワークウェアを取り入れている。
この秋、ジーンズやチノパンに代わる完璧なアイテムとして、定番からデザイナーズブランドのアイテムまで、選りすぐりのワークパンツをご紹介しよう。
1 Schott × Dickies 1TUCK TC WORK PANTS
2 Carhartt WIP SINGLE KNEE PANT
3 Patta BASIC CARGO PANTS OLIVE
4 Jil Sander CARGO TROUSERS BLUE
5 Off-White Arrow black cotton cargo trousers
6 LOEWE COTTON DRILL CROP WORKWEAR PANTS
7 RAF SIMONS Pocket Hole Workwear Pants
8 JieDa Duck Work Trousers
9 SOLID HOMME Double Knee Work Trousers
1 Schott × Dickies 1TUCK TC WORK PANTS
ワークウェアの名門・Dickiesとライダースジャケットの代名詞・Schott(ショット)の2019年コラボは即完売の人気ぶりを見せたので、両者は2021年に再び手を組んだ。
1TUCK TC WORK PANTSはディッキーズの定番ワークパンツをベースに、ショットのギミックを採用。
センタープレス(パンツの中央にアイロンでつけられた折り目)に合わせて入れられたタック(ひだ)がゆとりのある履き心地を実現している。
2 Carhartt WIP SINGLE KNEE PANT
Carharttはワークウェア業界を牽引する存在だが、その中でもCarhartt WIPは、よりスタイルを重視するユーザーに向けたファッションアイテムを展開している。
かといって品質を犠牲にすることなく、最も丈夫なキャンバス地を使用している。
そして、SINGLE KNEE PANTは同ブランドの代名詞とも言える昔ながらのパンツであり、このワイドなシルエットはいつの時代も愛されているので全てのメンズにおすすめだ。
3 Patta BASIC CARGO PANTS OLIVE
オランダの首都・アムステルダムにあるセレクトショップ・Patta(パッタ)は、ストリートウェアの分野で人気の高いスニーカーを次々と発表したことでその名を轟かせている。
そして、今回のアパレルコレクションも、スニーカーとのコラボレーションに負けず劣らずの仕上がりとなっており、中でも特に目立っているのがBASIC CARGO PANTS OLIVE。
100%コットンで作られたこの汎用性の高いパンツは、ポップなボタン式のカーゴポケットと足首の調節可能なドローストリングを備えた伝統的なデザインで、左のカーゴポケットにはさりげなくブランドロゴが刺繍されている。
ブランドロゴを最小限に抑え、同系色のオリーブ色を採用することでコーディネートしやすくなっているのもポイントだ。
4 Jil Sander CARGO TROUSERS BLUE
Jil Sander(ジル・サンダー)のCARGO TROUSERSは、ワークパンツの未来の姿を提案する。
ロープで結ばれたウエストと補強された膝が、ワークパンツ本来の良さである実用性を再現しながら、古き良きフランスの美学をも表現している。
Jil Sanderが伝統的で洗練されたスタイルを選ぶのに対し、ヴァージル・アブロー率いるOff-Whiteはその逆を行く。
このArrow cotton cargo trousersは、20世紀のフランスの作業場というよりも、スポーツでもできそうなほど機能性に優れている。
また、背面に施されたアローロゴやストラップのディティールからラグジュアリー感が漂う。
6 LOEWE COTTON DRILL CROP WORKWEAR PANTS
LOEWE(ロエベ)のこのワークパンツで、普段より控えめなデザインだが洗練されている。
重厚なコットンドリルキャンバス地を使用し、クラシックなベージュ色で仕上げている。
シンプルだが上品なワークパンツをお探しの方にとっては完璧なパンツだ。
7 RAF SIMONS Pocket Hole Workwear Pants
RAF SIMONS(ラフ・シモンズ)のこのワークパンツは、9割が伝統的で残り1割に真新しさを感じる。
左膝と右太ももについているホールポケットが、トラディショナルな中厚手のキャンバス地のワークパンツに、RAF SIMONSらしい実験的なタッチを添えている。
8 JieDa Duck Work Trousers
ワークパンツを履いて実際に作業する人はいない。
2007年にスタートした日本のメンズブランド・JieDa(ジエダ)は、このことをよく理解しており、色あせたグレーのワークパンツにペンキを散らすことで、よりファッションアイテムとしての存在感を出すことに成功している。
9 SOLID HOMME Double Knee Work Trousers
実用的なメンズウェアを展開するSOLID HOMME(ソリッドオム)は、スレていないクラシックなワークウェアの雰囲気を提供する。
スタイリングが簡単で、すぐに着こなせるDouble Knee Work Trousersは、秋から冬にかけての理想的なパンツの一つと言えるだろう。
いかがでしたでしょうか。今回は、定番ブランドからデザイナーズブランドまで、2021年秋冬におすすめのワークパンツを厳選してご紹介しました。
クローゼットに新しいワークパンツはいかがだろうか。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。