【2021年4月版】USラッパーによる高級ジュエリーのお買い物

多くの人々は、ダイヤモンドで覆われたチェーンやブレスレット、グリルズを買うことはできないし、それらの作品を作ることは決して簡単ではない。

それゆえ、先月、多くのラッパー達がブリンブリンのジュエリーをFLEXしていたのを見て、目を見張った人も多いだろう。

キッド・カディの、3,000個ものダイヤモンドで作られたブリンブリンの虹色のグリルズをご覧になっただろうか。

また、クエヴォの、Migosのメンバー三人の顔が特徴的な”ミーゴス”チェーンは確認済みだろうか。

さあ、2021年4月の、USラッパー達によるどでかいジュエリーのお買い物を見ていこう。

 【目次】
1 Quavo
2 Lil Uzi Vert
3 Kid Cudi
4 Bobby Shmurda
5 Fabolous

ちなみに、高額ジュエリーのお買い物集はシリーズ記事であり、2021年1月のラッパー達の高額のお買い物については下記記事をご覧あれ。

1 Quavo

このMigos(ミーゴス)のメンバー三人の顔が特徴的なチェーンは、Takeoffが、同じMigosのメンバーであり叔父でもあるQuavo(クエヴォ)に対して、誕生日にプレゼントしたもの。

製作者は、多くのHIPHOPアーティストを顧客に持つElliot Eliantte(エリオット・エリアンテ)であり、ラシュモア山の岩石を思わせる、三人の顔が彫刻されたこのネックレスは、もちろんVVSのダイヤモンドで覆われている。

Quavoはプレゼントされて以来、このチェーンをずっと身につけている。最高のプレゼントだったのだろう。

この贈り物の値段は公表されていないが、Takeoffは最近、他にもエリアンテのジュエリーに約5,000万円を費やしている。

半端ない。

2 Lil Uzi Vert

リルウジことLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)は、男からガールフレンドに何かプレゼントするのが、必ずしもバレンダインデーである必要はないことを知っている。

そして、リルウジの場合、そのプレゼントというのが、エリオット・エリアンテに作ってもらったダイヤモンドのリングとチェーンだ。

リルウジが彼女のJTに贈ったそのチェーンは、自身の2016年のミックステープ「Lil Uzi Vert vs. the World」にちなんだアイテムで、自分が持っているのとほぼ同じデザインだ。

VVSダイヤモンドが散りばめられたこのブリンブリンのチェーンの値段は公にはなっていないが、リルウジが以前Ben Baller(ベン・バラー)に作ってもらった似たようなチェーンは約1,000万円だったので、そのくらいではないかと思われる。

3 Kid Cudi

Kid Cudi(キッド・カディ)が今回、職人のベン・バラーに依頼したジュエリーは、テレビの画素パターンにインスパイアされた虹色のグリルズという斬新だが非常に複雑なデザインだ。

ベン・バラー氏は、Twitterにて、「私をフォローしているジュエリー職人たちへ。複雑なテレビの画素パターンに合うよう、丁寧に宝石を設置していくと、いかにお尻が痛くなるかは分かるよね。退屈な作業で気が狂いそうだった。ダイヤモンドは全部で3,000個だ。」とツイートしており、製作の大変さが伝わってくる。

4 Bobby Shmurda

Quavoの、キャリア初期からの親友としても知られるブルックリンのラッパー・Bobby Shmurda(ボビー・シュマーダ)は、たびたびジュエリーをフレックスしている。

そして、先月、ボビー・シュマーダが披露したのは、ニューヨークのジュエリー職人・Benny The Jewelerに作ってもらった、ダイヤモンドの輝く”GS9”チェーンだ。

そのペンダントは、VVSのダイヤモンドで輝くGS9の文字が特徴的で、チェーン部分もまたダイヤモンドで覆われている。

この”GS9”チェーンは、ブルックリンのギャング・GS9の仲間でありラッパーのFetty Luciano(フェティ・ルチアーノ)がボビー・シュマーダにプレゼントしたもので、お値段は約800万円だ。

ちなみに、製作者のBennyは、Sheff GLil Tjayなど、たくさんのニューヨークのラッパー達を顧客に抱えている有名な職人だ。

機会があればぜひ、ジュエリーをオーダーしてみてはいかがだろうか。

5 Fabolous

Fabolous(ファボラス)は先月、ジュエリー製作や高級時計のカスタムをしているSam Diamondsで作ったブレスレットを手に入れた。

また、ファボラスは、このVVSダイヤモンドで覆われたブレスレットに加えて、自身のレコードレーベルを意味する”The Family”チェーンも新しくゲットした。

ちなみに、Samは、POP SMOKE(ポップ・スモーク)が信頼を寄せていたジュエリー職人だ。

Sam によると、POP SMOKEは、初めて会った時から極めて几帳面な人で、ジュエリーの厚さ・重さ・サイズなどを逐一電話で尋ねてきていたそうだ。

今回の主役はファボラスだが、POP SMOKEの意外な一面を知れてヘッズとしては少し嬉しいことだ。

いかがでしたでしょうか。今回は、USラッパー達が2021年4月に購入した高額のジュエリーをご紹介しました。

成功しているラッパーのフレックスは本当に規格外だ。

MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。

関連記事一覧