CACTUS PLANT FLEA MARKETとは?知っておくべき5つのこと
カニエウェストに対しリスペクトを込めた「ye must be Born again」フーディーなどのヒットアイテムを生み出し続け、現在ストリートシーンにおいてホットなブランドCACTUS PLANT FLEA MARKET(カクタスプラントフリーマーケット)。
今回はこのブランドについて知っておくべき5つのことをチェックしながら、CPFMの2015年からの歴史を振り返っていこう。
【目次】
1 デザイナー・Cynthia Lu氏について
2 ファレルウィリアムスの強烈なサポート
3 NIGO氏との関わり
4 『Kids See Ghosts』プロジェクトによる大躍進
5 歴史に残るNIKEとのビッグコラボ
1 デザイナー・Cynthia Lu氏について
CACTUS PLANT FLEA MARKET(カクタスプラントフリーマーケット)とは、デザイナーであるCynthia Lu(シンシア・ルー)氏が2015年1月1日に公式サイトにて商品をポストしたことでスタートしたストリートブランド。
Cynthia Lu氏は、元々ファレルウィリアムスのアシスタントであり、BILLIONAIRE BOYS CLUBのレディースラインであるBILLIONAIRE GIRLS CLUBやi am OTHERなどのブランドで経験を積んだ実力派デザイナーだ。
しかし、彼女はメディアへの露出をほとんどしておらず、インスタのポストもないため、未だに謎に包まれた点が多い。
2 ファレルウィリアムスの強烈なサポート
CACTUS PLANT FLEA MARKETについて語る上で欠かせないのが、ファレルウィリアムスの存在だ。
彼は設立当初からCPFMの服を頻繁に着ており、その度に「あのブランドはなんだ。」と話題となった。
そして、中でもCPFMの名を大きく広めたのが、2016年に行われた第50回スーパーボウルのPepsi’s Super Friday Night。
キャップ・Tシャツ共にCPFMのアイテムを身に纏ったファレルウィリアムスは圧巻のライブを披露した。
この時期のファレルウィリアムスの写真で、CPFMの服を着ていないものを見つける方が難しいだろう。
それほど彼は、元アシスタントの手掛けるブランドに魅力と可能性を感じていたのだ。
CACTUS PLANT FLEA MARKETはこれまでにあらゆるブランドとコラボを行なってきたが、日本人デザイナー・NIGO氏の手掛けるHUMAN MADEもその一つ。
2019年から2021年4月までに既に4回、「Japan made コレクション」というコラボシリーズを展開しており、ほぼ全ての商品にプレ値が付く人気っぷりだ。
勿論NIGO氏もこのコラボアイテムを着用している。
因みに、このコラボのシーズン4のアイテムは、格闘家の那須川天心も着ている。
4 『Kids See Ghosts』プロジェクトによる大躍進
ストリートシーンにおいて着実にその名を浸透せていったCPFMがメインストリームに羽ばたくきっかけとなったのが、2018年に始動した『Kids See Ghosts』プロジェクトだ。
カニエ・ウェストとキッド・カディによるユニット・Kids See Ghostsが、タイラー主催のCamp Flog Gnaw Carnivalに参加した際に大量のグッズを販売した。
そして、そのグッズのデザインを手掛けたのがCPFMだったのだ。
このグッズはリリースと同時に大きな反響を呼び、現在でも10万円ほどのプレ値が付くアイテムもある。
そして、カニエウェストのアルバム『Jesus Is King』のマーチのデザインを務めるなど、その後もCPFMはカニエウェストと手を組み、注目の的となっている。
5 歴史に残るNIKEとのビッグコラボ
そして、CPFMのここ数年での最大のイベントは、やはり2019年から始まったNIKEとのタッグだろう。
最初のコラボアイテムとなったNike Air VaporMax 2019 CPFM以降、エアフォース1・ダンク・ブレーザーなど、NIKEの定番スニーカーとビッグコラボを行なっている。
そしてさらに、NIKEとのコラボウェアもリリースし、特にホッケージャージは、ドレイクやレブロンも着用し大きな話題となった。
CPFMの勢いは止まることを知らない。
CACTUS PLANT FLEA MARKETは、膨大な需要に対し少ない供給量でヘッズ達の話題を掻っさらい続けている。
今、CPFMのアイテムを持っている方は一生の財産となるだろう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、大躍進を遂げる謎多きストリートブランド・CACTUS PLANT FLEA MARKETについて知っておくべきこと5つをご紹介しました。
今後のCPFMの動きもチェックしていきたい。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。