ノースフェイスはなぜ人気なのか？知っておくべき5の理由

街を歩けばノースフェイスを見ない日はない。

年間1億人以上が利用するショッピングプラットフォーム・Lystにおいて、「THE NORTH FACE（ザ ノース フェイス）」の検索数が急増していることからも分かる通り、アメリカで生まれたこのアウトドアブランドは現在間違いなく世界で流行っている。

では、なぜノースフェイスはここまで人気になったのか。

今回は、その5つの理由をチェックしながら、ノースフェイスの魅力に迫っていこう。

【目次】
1 圧倒的な技術力と機能性
2 ラッパーたちが愛するノースフェイス
3 様々なブランドとのコラボレーション
4 世界で最も有名なジャケット・ヌプシ
5 日本の芸能人が着こなすノースフェイス

Via goldwin.co.jp

北半球にある山の北面は、最も寒く氷で覆われていることから、最も登るのが難しいとされている。

そして、その山の1つであるカリフォルニア州ヨセミテにあるハーフドームの北面が、ノースフェイスの名前の由来となった。

極寒の中でも耐えうる圧倒的な技術力と機能性を持ち合わせたノースフェイスのアウターウェアや、寝袋・テントといった登山用品はプロのクライマーや探検家に愛された。

今では、ファッション好きの若者にまで慕われるノースフェイスだが、「実用性が高い」ことはここまでシーンに浸透した大きな理由の1つだ。

1980年代後半になると、その実用性の高さから、ノースフェイスの服はヒップホップを中心とするサブカルチャーに受け入れられ、人々の生活に溶け込んだ。

1993年に、当時最も勢いのあったヒップホップグループの1つであるWu-Tang ClanのMVにノースフェイスのジャケットが登場したのがその代表例。

アメリカの東海岸を中心に、様々なラッパーがMVで着たことでトレンドとなったノースフェイスのアウターウェアは、1990年代にはストリートカルチャーに深く浸透していったのだ。

Supreme、Brain Dead、Maison Margiela、ジュンヤワタナベ、Gucciといったホットなファッションブランドとの継続的なコラボにより、ノースフェイスがファッションブランドとしての人気を一気に高めたことは間違いない。

ノースフェイスはコラボすべき相手を分かっている。

因みに、あまり知られていない話だが、iTunesやiPhoneといったヒット商品で大躍進を遂げたAppleは、1986年にアパレルラインを発表しており、そのウェアの一部の製作をノースフェイスが手掛けていた。

当時はまだ業界で低迷していたAppleだが、今この2社のコラボが実現すれば大騒ぎになることは間違いないだろう。

Via goldwin.co.jp

ノースフェイスの定番アイテムであり、最も人気のあるヌプシジャケットは、性別や世代の壁を越え、様々な人々から支持されている。

そして、その人気の鍵はデザインの民主性。

普遍的なシルエットであり、様々なファッション・体型の人々に対応できるヌプシジャケットは、ストリートに生きるラッパーから、散歩を楽しむ老人にまで幅広く愛される。

また、多くのブランドがこのタイムレスなアイテムに独自のアレンジを加え、味のあるコラボジャケットをリリースしている。

2021.10.27

ノースフェイスのヌプシを着こなすメンズたちのストリートコーデ

ファッション業界の大手検索エンジンであるLystによると、ザ・ノース・フェイスのダウンジャケット「ヌプシ」が、最も欲しがられている商品ランキングで男女ともにトップに躍り出た。 90年代のノスタルジーの波に乗ったこと、様々なセレブ...

ブランドイメージは、ブランド自身が完全に操作できるものではなく、そのブランドの服を着る人々によっても大きく左右される。

そして、ノースフェイスのウェアは様々な有名人・芸能人がクールに着こなしてきた。

それでは最後に、日本の芸能人・ラッパーたちのクールなノースフェイスコーデをご紹介しよう。

木村拓哉

Supreme×THE NORTH FACE

15AW Nuptse Jacket

¥198,000（中古）

rakuten.co.jp

チェック

窪塚洋介

¥ELLOW BUCKS

Via Instagram @yellowbucks_tttg

BADSAIKUSH

Via YouTube

野村周平

Via Instagram @qs86_shuhei

MINARI.（ミナリ）は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。