バッドバニーの全貌 | 情熱的なリリックとエキセントリックなファッション
現在、世界で活躍するBad Bunny(バッドバニー)。
言語・音楽ジャンルの壁を超え、ワールドワイドに活躍するBad Bunnyはどこから来て、そしてどこへ向かうのか。
今回はBad Bunnyの生い立ちや栄光への道、そしてアイコニックなファッションセンスに触れながら、人気の秘密を解剖していこう。
【目次】
1 Bad Bunnyについて
-1.1 Bad Bunnyとは
-1.2 Bad Bunnyのサクセスストーリー
-1.3 Bad Bunnyの音楽スタイル
2 プエルトリコへの想い
3 エキセントリックなファッション
1 Bad Bunnyについて
名前の読み方 |
バッドバニー |
生年月日 |
1994年3月10日 |
身長 |
180cm(推定) |
|
@badbunnypr |
TikTok |
@benitomartinezz1 |
YouTube |
@Bad Bunny |
1.1 Bad Bunnyとは
Bad Bunny(バッドバニー)は1994年3月10日生まれ、プエルトリコ・サンフアン出身のラッパーであり、Spotifyの月間リスナーは4300万人超え。
HIP HOPとラテン音楽を融合したレゲトン(Reggaeton)により幅広いファンを魅了する。
そんなバッドバニーは世界中にファンを持っており、与那国島の名前を冠した楽曲『Yonaguni』で親近感を覚えた日本人も多いのではないだろうか。
1.2 Bad Bunnyのサクセスストーリー
彼は世界的に有名なラッパーであるVico Cの楽曲に影響を受け、5歳の頃から音楽の道を志す。
大学でも音楽関係を専攻し、スーパーマーケットでアルバイトをする傍ら楽曲制作に取り組んだ。
2016年、SoundCloudにリリースした楽曲『Diles』が、プロデューサーの目に留まり一気に脚光を浴びることとなる。
その後、様々な大物アーティストとコラボを果たし、トップアーティストへの階段を駆け上がる。
2018年3月、Cardi BとJ Balvinと共に『I Like It』を制作。
グラミー賞にノミネートされ、彼は一躍スターの仲間入りを果たした。
そして、同年の10月にはドレイクと共に『MIA』をリリース。
ユニークなサウンドと夏を感じさせるダンスビートは、彼の生まれ育ったプエルトリコの情景を彷彿とさせる。
2021年には自身のアルバム『El Último Tour Del Mundo』がラテングラミー賞のベストアーバンミュージックアルバムを受賞した。
現在でも彼は多くのヒット曲を生み出し、シーンの第一線で活躍している。
1.3 Bad Bunnyの音楽スタイル
聴き心地の良いフロウと特徴的な声で多くのファンを魅了するBad Bunny。
そんな彼は楽曲の中で英語ではなくプエルトリコの公用語であるスペイン語で歌う。
2021年のインタビューの中で彼は、
「自分のスタイル、言語、文化を変える必要のないことを嬉しく想っている」
「英語で歌わないってわけでもないが、自分のやりたいようになる」と答えた。
バッドバニーらしい回答だ。彼の楽曲は漂う哀愁と聴き心地の良いフロウで世界中のファンを魅了する。
彼はプエルトリコの若い世代の為に寄付も行っている。
2018年には、プエルトリコの非営利団体に2億円近い寄付を行った。
またGood Bunny Foundationと名付けられた非営利組織を設立し、若い世代の為にこれまで巨額の寄付を行ってきた。
組織の目的は、音楽を通じて子供達の成長を手助けすることである。
2020年には、人種差別撤廃や平等の価値観を推進するための団体である”Know Your Right Group”に約1億円を寄付すると誓った。
アーティストとして楽曲を届けるばかりでなく、若い世代に夢と希望を与える存在だ。
3 エキセントリックなファッション
Bad Bunnyの派手なスタイルは大きな注目を浴び、坊主にサングラスが彼のトレードーマーク。
MVや表舞台に登場する際の彼のファッションが強く印象に残っている方も多いだろう。
ここでは、そんなバッドバニーのエキセントリックなファッションスタイルを写真とともに紹介しよう。
3.1 ビルボードラテンアワード(2018)
ビルボードラテンアワードに出席した際の彼のスタイルは観客の度肝を抜いた。
紫のスーツに身を包み、堂々と現れた彼はまさにレゲトン界の超大物スターのオーラを纏っていた。
3.2 アメリカンミュージックアワード(2018)
アメリカンミュージックアワードでは、額に眼をつけるという奇抜なスタイルで登場。
インタビューで彼は「この眼は力と自信を示すものだ」と語っている。
世界中のアーティストが注目する表舞台でも彼は堂々としていた。
3.3 ラテングラミー賞(2021)
『YHLQMDLG』でグラミー賞の最優秀ラテン系アルバム賞に、『Un Dia』で最優秀ポップデュオ賞にノミネートされたバッドバニー。
リカルド・ティッシ手掛けるBurberryのフルルックに、Bonnie Clydeのサングラスをセットし、レッドカーペットに登場したバッドバニーは、耳のついたニット帽を被り、そして右手には満開のひまわりを。
グラミーにおいても、バッドバニーワールド全開であった。
楽曲だけでなく、慈善活動やファッションにおいても注目を集めるBad Bunnyのさらなる活躍に目が離せない。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。