Lil Uzi Vert(リルウジ)についてあなたがきっと知らない7つのこと
ヒップホップの面白いところは、時に既存の枠組みから外れてルールを破り、ジャンル全体を新しいレベルに押し上げるラッパーが現れることだ。
そして、現在のシーンにおいてはリルウジこと、Lil Uzi Vertがその代表例だ。
実験的でウォンキーなサウンドに、マンブルラップを乗せるLil Uzi Vertはヒップホップシーンに新しい風を吹き込んだ。
そこで今回は、アニメや漫画といった日本文化が大好きなことでも知られるLil Uzi Vertについて、あなたがきっと知らない7つのことをご紹介しながら、彼の魅力に迫ろう。
【目次】
1 憧れはマリリン・マンソン
2 名前の由来
3 リルウジの才能を最初に見抜いた祖母
4 働かないために入れたタトゥー
5 ブレイクの決め手となった『Luv Is Rage』
6 リルウジの痛車コレクション
7 『NO STYLIST』
1 憧れはマリリン・マンソン
「マリリン・マンソンは僕の父親で、神様のような存在だ。」と語るLil Uzi Vertは、伝説のロックミュージシャンであるマリリン・マンソンの大ファンであり、最も影響を受けた人物だそうだ。
そしてその証拠に、Lil Uzi Vertは1000万円以上かけてマリリン・マンソンがデザインされたネックレスを作り、彼への愛を示している。
因みに、Lil Uzi Vertの最もお気に入りのマリリン・マンソンのアルバムは『メカニカル・アニマルズ』。
2 名前の由来
Lil Uzi Vertは高校一年生の時、同級生がフリースタイルでラップをしているのを聞いて、ラップを始める。
最初は、上へ上へと向かう野心を表すvertical(垂直)を略して『Vert』というMCネームでラップを始めるが、周りが彼のラップを「マシンガンのように早い」と言い出したことから『Lil Uzi Vert』という名前が生まれた。
3 リルウジの才能を最初に見抜いた祖母
Lil Uzi Vertは高校生の時に学校を中退し、アメリカの食料品チェーンBottom Dollar Foodで働き始めるが、わずか4日で解雇されてしまう。
その後、母親から家を追い出されたLil Uzi Vertは祖母の家で暮らすこととなるが、リルウジが素晴らしい音楽を作る可能性があることを最初から知っていたという祖母は孫のラップキャリアにとても協力的であったという。
そして、Lil Uzi Vertは、自分を献身的に支えてくれた祖母に、フィラデルフィア郊外の素敵な家をプレゼントした。
Lil Uzi Vertといえば、顔中に入ったフェイスタトゥーが特徴的だが、顔に入れた最初のタトゥーは額に掘られた「Faith」という文字。
仕事をクビになったLil Uzi Vertは、音楽キャリアに専念し、もう二度と雇われないようにするため、顔にタトゥーを入れた。
5 ブレイクの決め手となった『Luv Is Rage』
2014年にリリースした初のEP『Purple Thoughtz Vol.1』がASAP Mobからの注目を浴びるなど、徐々に注目を集め始めていたLil Uzi Vertは、2015年12月にドロップした初のミックステープ『Luv Is Rage』でその人気を決定付けた。
このミックステープがきっかけで、Lil Uzi Vertは Freshmen Class 2016にも選出された。
6 リルウジの痛車コレクション
車のカスタムメイドを行うCar Effexの顧客であるリルウジは、ランボルギーニ、ブガッティ、アウディ、ベントレーなど、様々な高級車を痛車にカスタムしている。
Lil Uzi Vertの痛車コレクションについてはCar Effexのインスタグラムで見れるので、是非チェックしてみて欲しい。
因みに、Lil Uzi Vert の車のカスタムを手掛けるCar Effexのレイトンは、「ウジほど車にうるさいヤツはいない。」と語っている。
7 『NO STYLIST』
Lil Uzi Vert のインスタグラムをフォローしている方はご存知かもしれないが、彼は昔からインスタのプロフィール欄に( NO STYLIST)と書いており、スタイリストを付けていないことをアピールしている。
車だけでなく、洋服にもこだわるLil Uzi Vertにとって、ファッションは自身のアイデンティティを表現する重要な手段であるようだ。
そんなLil Uzi Vertが好きなブランドについては下記記事からご覧あれ。
派手なプライベートが度々話題に上がるLil Uzi Vert。
これからも彼の楽曲とともに要注目だ。
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