タイラーザクリエイターに学ぶ半ズボンのおしゃれなメンズコーデ
Tyler, The Creator(タイラーザクリエイター)ほど、エキサイティングで楽しげな服装はない。
このミステリアスなラッパーが登場したのは2000年代初期のことで、Odd Futureの仲間達が、スケータースタイルに斬新なアプローチをして話題になった。
そして、タイラーの自信に満ちた率直な性格は、ファッションのルールにほとんど従わないルックに反映されていて、それらはサブカルチャーやプリント、色の寄せ集めであるため、再現するのはかなり難しい。
今回は、メンズウェアの中でも特に意見が分かれる半ズボンを、他の誰よりも着こなしているタイラーから、お洒落な半ズボンコーデを学んでいこう。
【目次】
1 シンプルイズベスト
2 周りと被らない半ズボンコーデ
3 夏を感じる半ズボンコーデ
4 ラガーシャツ×半ズボン
5 派手な半ズボンを履く際の注意点
1 シンプルイズベスト
タイラーが大のサイクリング好きであることはみなさんご存知の通りだろう。
彼のアルバム「Wolf」のジャケット写真では、自転車にまたがるタイラーが漫画風に描かれていたり、フランク・オーシャンの『Biking with Jay Z』に客演で参加したり、また、LAでファレルとトリックに挑戦することもしばしばあるという。
そして、その際、タイラーはコーデを極力シンプルにまとめる。
シンプルな半ズボン、シンプルなTシャツ、シンプルな白のロングソックスに、シンプルなコンバースのチャックテイラー。
コーデが簡素になりすぎるのが心配なのであれば、タイラーのようにキャップでシューズの色を拾うなり、ネックレスをつけたりしてアクセントをつけるのがオススメだ。
2 周りと被らない半ズボンコーデ
この服は、新しいことに果敢に挑戦するタイラーの姿勢を象徴している。
黒のハイソックス(ここもやはりシンプル)を履き、Vネックセーターの中にポロシャツを着ることで、プレッピースタイルを表現している。
トップスが派手な分、下半身は黒で統一しているのもポイントだ。
また、柔らかなコットンの半ズボンは、上半身の大胆な色使いと下半身の上品なローファーの完璧な中間点になっており、半ズボンのプレッピースタイルをしたい方はここも是非意識したい。
ちなみに、半ズボンはAcne Studiosなので下記でチェック。ロシア帽は、おまかせで。
タイラーはオープンカラーシャツを選ぶことが多い。
このカジュアルなNEEDLESのバスケットボールショーツは、風通しの良いオープンカラーシャツと合わせて、ビーチでの一日を完璧なバランスで演出してくれる。
やはりソックスはシンプルに抑えており、ローファーと半ズボンのカラーを上品なグリーンで統一している。
4 ラガーシャツ×半ズボン
こちらのコーデの統一感が半端でないタイラーザクリエイターをご覧あれ。
キャップと半ズボン、ラガーシャツとシューズでそれぞれ色を統一している。
ここまで同じ色味のアイテムを見つけるのはなかなか難しいが、常にアンテナを張ってショッピングしたい。
5 派手な半ズボンを履く際の注意点
色使いの魔術師であるタイラーは、半ズボンが落ち着いた色でも派手でも、超クールに着こなす。
しかし、派手なショートパンツを履く際に注意すべきポイントがある。
必ず色を拾うことだ。
程度の違いはあれど、タイラーは派手な半ズボンを履く時は、トップスやキャップ、シューズでしっかりパンツの色を回収している。
コーデがガチャガチャにならないために大切なチェックポイントだ。
いかがでしたでしょうか。今回は、半ズボンを最もオシャレに履きこなすラッパー・タイラーザクリエイターの半ズボンメンズコーデを学びました。
一年中半ズボンを履くタイラーから、コーデのヒントが得られたのなら幸いです。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。