トラヴィス スコットはなぜ人気なのか?知っておくべき7つの魅力
アメリカ・ヒューストン出身のラッパーTravis Scott(トラヴィススコット)は音楽業界で成功しただけでなく、時にその名がブランドになるほどの人気と影響力を持っている。
では、シーンの中心にいるトラヴィススコットはなぜここまで人気なのか。
今回は、トラヴィススコットについて知っておくべき7つのことをご紹介しながら、彼の魅力に迫っていこう。
【目次】
1 音楽一家に生まれたトラヴィス
2 音楽に対するストイックな姿勢
3 トラヴィスが「父」と呼ぶカニエウエスト
4 ロマンチックな一面
5 人気を決定付けた『Astroworld』
6 「ラッパーじゃない」
7 音楽の域を超え「若者文化の象徴」に
1 音楽一家に生まれたトラヴィス
トラヴィススコットの家族は代々音楽との関係が深い。
祖父が有名なジャズの作曲家であり、父親もソウルミュージシャンであったトラヴィススコットは、3歳の頃からドラムを叩いていたという。
「音楽理論に関する知識は家族から得た」とトラヴィスは語っている。
2 音楽に対するストイックな姿勢
トラヴィススコットは16歳の時、最初のバンド「The Graduates」を結成する。
音楽活動に専念するために、自分の部屋をスタジオにし、ベッドも置かなかった。
ベッドがないため1日中作業し、椅子で寝るという生活を繰り返していたという。
トラヴィススコットの、音楽に対する強いこだわりとストイックな姿勢は今となってはよく知られているが、この精神は高校生時代から常に変わらない。
3 トラヴィスが「父」と呼ぶカニエウエスト
トラヴィススコットはカニエウエストのことを「父」と呼ぶほどに慕っている。
トラヴィスの音楽キャリアをスタートさせた人物の1人であり、2013年にはカニエの音楽レーベル・GOOD Musicとも契約している。
音楽というプラットフォームを通してファッションアイコンになったり、既成概念にとらわれないオリジナルのサウンドや映像を追求したりと、どちらもヒップホップシーンの革命家だ。
ロマンチックな男トラヴィススコットは、パートナーであるカイリー・ジェンナーに今まで様々な贈り物をしており、ファンたちを驚かせてきた。
このネックレスは、カイリーの手掛けるコスメブランドKylie Cosmeticsの唇のロゴがダイヤモンドでデザインされた特注のアイテムであり、値段は5000万円を超えると言われている。
また、家中をバラで埋め尽くしたり、オーケストラに依頼しカイリーのためにコンサートを開いたりと、やる時はとことんやる姿勢は恋愛においても変わらないようだ。
5 人気を決定付けた『Astroworld』
2015年にリリースされた最初のスタジオアルバム『Rodeo』や、『Birds in the Trap Sing McKnight』と題したセカンドアルバムで徐々にシーンにおける知名度を獲得したトラヴィス。
音楽業界における彼の名を確固たるものにしたのが2018年にリリースされたアルバム『Astroworld』。
このアルバムはBillboard 200で1位を獲得し、グラミー賞にもノミネートされた。
中でも、Astroworldに収録された楽曲『Sicko Mode』はビルボードチャートのトップ10に30週以上ランクインした米国史上初の曲となった。
6 「ラッパーじゃない」
常に新しいサウンドを聞かせてくれるトラヴィススコットは、自分の音楽にはジャンルを超える力があると信じている。
そのため、彼は自分のことをラッパーとは言わない。
型にはまらないトラヴィスの音楽は、普段ヒップホップを聴かない層にも刺さるほどの破壊力と包容力を兼ね備える。
7 音楽の域を超え「若者文化の象徴」に
アーティストとして成功したトラヴィススコットは、2017年には自主レーベルCactus Jack Recordsを設立し、音楽プロデューサーとしても活躍している。
さらには、ナイキやマクドナルドといった大企業とのコラボにより、服やスニーカーのデザインも手掛けるトラヴィススコットは、もはや「若者文化の象徴」だ。
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