エアフォース1はダサいのか。ストリートで愛され続ける5つの理由
エアフォース1はダサいのか。
答えは、NOだ。
確かに、近年エアフォース1の人気は再熱し流行りすぎているが、発売されてから30年もの間、ストリートで人気であり続けていることには理由がある。
そこで今回は、エアフォース1がストリートシーンで愛され続ける5つの理由をご紹介しながら、その歴史や魅力を紐解いていこう。
【目次】
1 ヒップホップシーンで愛されるエアフォース1
2 ファッションは繰り返される
3 ノームコアの美学
4 進化を止めないエアフォース1
5 エアフォース1を履きこなす芸能人・ラッパー
1 ヒップホップシーンで愛されるエアフォース1
元々、バッシュとして登場したエアフォース1は新しいエアテクノロジーを取り入れたスニーカーとしてバスケットボールの世界で徐々に人気を博していった。
そして、そんなエアフォース1が大衆に広まったきっかけは、間違いなくヒップホップシーンにおける成功だ。
ストリートにおける汎用性の高さからラッパーたちはエアフォース1に引き寄せられ、ラッパーのNellyは、2002年にシングル『Air Force Ones』をリリースし、リスナーに対してこの新しく洗練されたスニーカーを紹介した。
他にも、Dr. DreやNasなどエアフォース1を愛したラッパーは数知れず、Jay-Z・Fat Joe・Young Jeezyといったラッパーたちはコラボスニーカーを発表した。
東海岸で最初に人気となったエアフォース1は、ヒップホップとともに成長してきた歴史がある。
2 ファッションは繰り返される
ファッションは繰り返される。
そして、1980年代から2000年代初頭にかけてストリートシーンに浸透したエアフォース1の人気が今、再熱している。
最近では、トラヴィススコットが、ラッパーとエアフォース1のコラボレーションの伝統を引き継ぎ、2017年以降、ワイルドなコラボスニーカーを次々とドロップ。
一時期は、ギャング文化との結び付きが強くなり停滞したエアフォース1は完全に復活を遂げたのだ。
3 ノームコアの美学
エアフォース1のデザインやフォルムはいたってシンプルだ。
そして、ベーシックであるが故に、30年間もの間、ジャンルや性別の壁を超え様々なファッションに取り入れられてきた。
ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターを務め、ブランドを蘇らせた伝説のデザイナー・リカルド ティッシはエアフォース1だけを十数年間履き続けた。
エアフォースには、ノームコアの美学があるのだ。
4 進化を止めないエアフォース1
エアフォース1はアップデートされ続けている。
代表的なブラック・ホワイトなどに続き、ゴーストアクア・セイル・グリーンアビスなど様々なカラーリングのエアフォース1がリリースされている。
また、Supreme・Off-White・CLOT・1017 ALYX 9SMなど、ホットなストリートブランドとのコラボも積極的に行うエアフォース1は常にヘッズたちの話題に上がるのだ。
スニーカーにとって、最も重要な要素の1つが「誰が履くか」だ。
そして、エアフォース1は長い間、世界で活躍する様々な芸能人・有名人たちが履きこなしてきた。
それでは最後に、エアフォース1を愛する海外の芸能人・ラッパーをご紹介しよう。
ASAP Rocky
ASAP Rockyは、近年の若者の間でのエアフォース1ブームを引き起こしたのは自分だと自負している。
この発言には様々な意見が寄せられたが、ハイファッションとストリートテイストを融合させたエイサップのスタイルを見て、エアフォース1に憧れを抱いたヘッズが数多くいることは紛れもない事実だろう。
クリスティアーノ・ロナウド
世界的な大スターであるクリスティアーノ・ロナウドも、エアフォース1を履くスターの1人だ。
そして、2017年にはクリスチャンロナウド×ナイキのコラボエアフォース1もリリースしている。
モーゼス・マローン
フィラデルフィア・セブンティシクサーズが優勝した1983年。
伝説のバスケットボール選手モーゼス・マローンが履いていたのがエアフォース1であった。
当時まだNBA界において馴染みのなかったエアフォース1は、モーゼス・マローンの華やかなプレイとともにファンの脳裏に焼き付いた。
エアフォース1の歴史がスタートした瞬間だ。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。