【完全ガイド】オーバーオールのおしゃれな着こなし方と注意すべきこと
元々、カバーオールという名で1700年代から農民たちの間で愛されていたオーバーオールは、1990年代に入るとファッションアイテムとして注目が集まり、その魅力は大衆に広まった。
オーバーオールは着こなせば間違いなくおしゃれだが、着方が難しいことも事実。
そこで今回は、ディッキーズやカーハートを始めとするオーバーオールについて、着る際に抑えておくべきポイントをチェックしながら、その着方を解説していこう。
【目次】
1 フィット感は控えめに
2 出したい雰囲気によって中のウェアは変える
3 肩の紐は外さないのが妥当
4 ブーツが定番
5 オーバーオールの着こなしはクラシックが鍵
1 フィット感は控えめに
普段タイト目なパンツを履く方はなるべく細いシルエットでオーバーオールを着たいと感じるかもしれないが、オーバーオールにおいてはその考えを捨てて欲しい。
元々は農民の方々に慕われていたオーバーオールは、オーバーサイズのゆったりとしたシルエットこそが、醍醐味であり魅力だ。
体のラインが分かるほどのサイズ感はおすすめしない。
2 出したい雰囲気によって中のウェアは変える
オーバーオールの中に着る服は、あなたの好みのスタイルに合わせて選んで欲しい。
スケーターファッションが好きな方は写真のエイサップロッキーのように、パーカーを合わせるのもアリだ。
しかし、注意して欲しい点が二つあり、一つは、なるべくシンプルなデザインのものを合わせるということ。
そして、二つ目は襟付きのシャツは基本的にはNGということ。
オーバーオールにフォーマルな服を合わせると違和感が出ることが多く、作業着として用いられていたオーバーオールの歴史的な背景を考えてもミスマッチだろう。
肩の紐については基本的に個人の自由であり、片方外すだけでもコーデの印象は大きく変わる。
しかし、最初の方は肩の紐は外さないのが妥当だ。
オーバーオールは元々ダボついているので、紐を外すと少し垢抜けない印象を与えかねない。
最初は肩の紐は外さず、慣れてきたら色々と試してみるのがベストだろう。
4 ブーツが定番
オーバーオールに合わせる靴は、ティンバーランドなどのブーツが相性抜群だ。
コンバースのオールスターなどを合わせているファッショニスタも多いが、ポイントはなるべくシンプルなデザインということだ。
5 オーバーオールの着こなしはクラシックが鍵
ディッキーズやカーハートなどのブランドは、長年オーバーオールを作り続けているため、やはり他のブランドのものと比べても頑丈であり、作業着というオーバーオールのルーツに忠実に作られている。
そして、2Pacやウィルスミスといった、時代のファッションアイコンとされてきた人物たちが、こういったワークウェアブランドの、デニムブルーやブラックといったシンプルな色のオーバーオールを愛用していたことには理由がある。
オーバーオールの着こなしはクラシックが鍵だからだ。
この点さえ覚えておけば、オーバーオールのコーデを大きく外すことはないだろう。
いかがでしたでしょうか。
今回は、オーバーオールのおしゃれな着こなし方をご紹介しました。
服のルーツを理解すれば、自然と着こなしも上手くなる。
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