カニエとキムの新恋人ピートとのビーフを振り返る
カニエ・ウェストとキム・カーダシアンの離婚が大々的に報じられると、事態は思わぬ方向に進んだ。
SNSで話題になっているので皆さんご存知だろうが、キムの新恋人ピート・デヴィッドソンとカニエが激しいビーフ戦争を繰り広げている。
今回は、この二人のビーフについておさらいしよう。
キム・カーダシアンとピート・デヴィッドソン
2021年11月、サタデーナイトライブのキャストとしても有名なコメディアンであるピートとキムに交際の噂が飛び交う。
そして、ついに2022年2月のインタビューで、ピートがキムのことを「彼女」と呼んだ。
一方、カニエは女優のジュリア・フォックスと交際している様子をたびたび公開していたが、数ヶ月で破局。
最近は、モデルでキムにそっくりのチェイニー・ジョーンズと数回のデートを重ねているようだ。
ネットでは、キムを嫉妬させるためだとコメントしている人もいたが、実際はどうなのだろう。
歌詞でピートをディスるカニエ
曲中で喧嘩相手をディスるのは「カニエあるある」だ。
2022年1月16日にSpotifyにて独占公開された『Eazy』の曲中で、カニエはピートを痛烈にディスっている。
「神は俺を事故から救った。だから俺はピート・デヴィッドソンをぶっ飛ばせるぜ。」
さらに、2月11日にドロップされた、Fivio Foreignの『City of Gods』に客演で参加したカニエは、「今日の午後、100人のチンピラがサタデーナイトライブに乗り込み、俺が到着したときには死んでいた」とラップしている。
キッド・カディ、ビリー・アイリッシュともビーフ
2022年2月12日、カニエは自身のインスタで「キッド・カディはピートと仲が良いからDonda(新アルバム)には参加しない」と投稿。
また、キッドカディやピートらと以前食事をした際の写真を公開したが、ピートの顔を赤い「X」で消す嫌がらせが施されていた。
さらに時を同じくして、カニエはビリー・アイリッシュとも闘いを繰り広げていた。
2月の初め、ビリーのコンサートで観客の一人が呼吸困難に陥った際、彼女は「みんなが大丈夫になるまで待つ」と呼びかけ、冷静に対応してみせたのだが、カニエはこれに突っかかった。
昨年末に、トラヴィススコットのライブで熱狂のあまり10人が亡くなってしまった事件について、ビリーが嫌みを言っていると受け取ったのだ。
カニエは、ビリーにトラヴィスや遺族への謝罪を要求したが、もちろん彼女はファンを助けただけだとコメントした。
キッド・カディは、「お前のアルバムには出たくない、この時代遅れが」とカニエに反論。
その後、カニエは自身のインスタにて、カディやピート、ビリー、キムが登場するミームを投稿し始める。
これらのミームが面白すぎて、ツイッターではカニエの名前が瞬く間にトレンド入りするほど話題になった。
『Eazy』のMV
キムと離婚申請をめぐって法廷で対決した日、カニエは『Eazy』のMVを公開。
ミュージックビデオ内ではカニエが、明らかにピートを模したキャラクターの頭に袋を被せて誘拐し、首まで土に埋める。
そして、顔の周りにバラの種をまいてピートの頭から水をかけると、ビデオ終盤ではそこからバラが咲き乱れる。
カニエはこれらのバラを摘んでトラックに積み込む様子を、生き埋めのピートが見ているというラストだ。
今年のバレンタインデーにカニエがキムに送った、トラック一台分のバラの花にちなんだストーリーだろう。
MVの最後は「ピート以外は全員幸せに暮らしましたとさ」という言葉で締めくくられた。
まだまだ続きそうなカニエvsピート
バットマン公開記念でセレブしか入れないアフターパーティが開催。バットマン役のRobert Pattinson、Pete Davidsonの目の前でKanye Westの曲を永遠と流し続けたらしい笑 しかも会場はPeteの運営するバー👏👏笑 pic.twitter.com/ktzc5ukpoC
— Take It Low (@takeitlowbeats) March 6, 2022
カニエとピートのビーフは、もはや二人の間だけのものではなくなってきている。
これはカニエのマーケティング戦略なのか、本当に怒っているのかは不明。
もしかしたら、我々はカニエの策略に踊らされているだけなのかもしれないが、とりあえずこのビーフの行く末を見守ろう。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。