テカシ・6IX9INEの現在。生活費払えず破産寸前か
ヒップホップ界の道化師となり常に話題となる存在であり続けたラッパーテカシ・6IX9INE。
最近表舞台に立つことのなかった6IX9INEだが、裁判官への申告により生活費を稼ぐのに苦労していることが明らかとなった。
昨年の12月、6IX9INEは2018年の武装強盗事件に関与したとして民事訴訟を起こされた。
被害者をRap-A-Lot Recordsに所属しているメンバーと勘違いし強盗を行なった6IX9INE含む五人は、この犯罪について有罪を認めた。
そして、この事件に関する判事への陳述で、「今、私は生活費を稼ぐのに苦労している。キャリアも停滞している。」と述べた。
ビッグマネーを手にした6IX9INEだが、テカシをアンバサダーとして契約していたファッションブランドNOVAから約2億7千万円の損害賠償を求められたり、その他の様々な罪の損害賠償を払う義務があったりと、ピンチな状態が続いている。
また、10K Projectsとのレコード契約も先月で切れており、パンデミックによりライブもできないことから現在音楽での収入はほぼないと考えられている。
これらの状況を踏まえ、今回の事件において不利な判決が出た場合、破産する可能性があると6IX9INEは主張している。
ヒップホップ史上最も嫌われたとも言われているテカシ・6IX9INEだが、世界中から注目を集め一定数のファンがいることは確かだ。
もしかすると今回の騒動も話題作りのためのマーケティング戦略である可能性はゼロではないが、彼の状態が少しでも改善することを願いたい。