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【Supremeの歴史】過去10年間の伝説的なブランドコラボ・偉業

Supreme(シュプリーム)ほどストリートで確かな地位を築いたブランドは他にないだろう。Supremeのボックスロゴは最も広く認識されているファッションアイコンの一つである。

そして、2017年のLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)とのコラボによりSupremeは今やラグジュアリーブランドとしても見られる。

今回は、そんなSupremeの過去10年間の伝説的なコラボ・偉業を総復習します。

【目次】
1.【2011】 Tyler, The Creator – Yonkers
2.【2012】 Comme des GarconsとSupremeの初コラボ
3.【2012】 Nike SB×Supreme
4.【2014】 Nike Air Foamposite One×Supreme
5.【2015】 Air Jordan×Supreme 初コラボ
6.【2017】 Louis Vuitton×Supreme
7.【2017】 ブランド価値が1000億に
8.【2018】 ジェームス・ジェビアがTOPデザイナーに
9.【2020】 Yohji Yamamoto×Supreme
10.【2020】 VFコーポレーションによるSupreme買収

1.【2011】 Tyler, The Creator – Yonkers

ハードコアなスケーターでない限り、Supremeを知った・関心を持ったきっかけがTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)だという人は多いだろう。

タイラーが2011年に公開した楽曲『Yonkers』はヒットソングとなり、HIPHOPヘッズにもSupremeが浸透する一つのきっかけとなった。

2.【2012】 Comme des GarconsとSupremeの初コラボ

出典:supremenewyork.com

今ではかなり人気のコラボシリーズとなっている「Comme des Garcons×Supreme」であるが、コムデギャルソンが初めてSupremeとコラボしたのは2012年。

Supremeのボックスロゴにギャルソンの水玉柄

今でもこの初コラボのアイテムが一番好きというファンも多い人も多く、Supremeの創設者であるジェームズ・ジェビアも自身も「このコラボが多くの扉と視点を切り開くきっかけとなった」と語っている。

3.【2012】 Nike SB×Supreme

2012年に発表された、Nike SB Dunk LowとSupremeとのコラボスニーカー「Red」

エアジョーダン3からインスピレーションを受けたこのコラボスニーカーは、Supremeの歴史の中でも大切なコラボの一つであり、発売から10年近く経った今でも数十万円のプレ値が付いている。

4.【2014】 Nike Air Foamposite One×Supreme

2014年にもなると、NikeとSupremeとのコラボスニーカーはなんら驚くことではなかったが、このAir Foamposite One×Supremeのコラボスニーカーは少し違った。

スケートボードの枠組みを超え、ペニー・ハーダウェイのAir Foamposite OneにSupremeのデザインを落とし込んだこのスニーカーは、多くのヘッズを虜にし、長蛇の列を作り上げた。

アメリカの店舗では、暴動なども起きるほど熱烈な人気を誇ったのだ。

5.【2015】 Air Jordan×Supreme 初コラボ

2015年には、Air JordanとSupremeが待望の初コラボを発表。

写真のカモ以外に加えホワイト・ブラックの3色展開であり、かなりの盛り上がりを見せたこのコラボはまだ記憶に新しい。

6.【2017】 Louis Vuitton×Supreme

2017年には、世界トップレベルのラグジュアリーブランドであるルイヴィトン(Louis Vuitton)とシュプリーム(Supreme)がコラボを発表。

これは、ストリートブランドの地位を底上げした革新的なコラボであり、これからもファッション史において語り継がれるであろう。

7.【2017】 ブランド価値が1000億に

2017年、Supremeは巨大投資会社・カーライルグループに半数の株を500億円で売却した。

これは、スケーターブランドとして始まったSupremeのブランド価値が1000億円にもなったことを意味する。

8.【2018】 ジェームス・ジェビアがTOPデザイナーに

2018年、アメリカの名誉ある式典・CFDA Fashion Awardsにてラフシモンズ・トムフォード・トムブラウン・ヴァージルアブローを打ち負かし、TOPメンズウェアデザイナーに選出された。

この結果に対し賛否が分かれたが、Supremeがファッションデザイナーに匹敵する実力を身につけたことは確かである。

9.【2020】 Yohji Yamamoto×Supreme

2020年にはついに日本を代表するファッションブランド・Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)とのコラボを発表。

スケートカルチャーに落とし込まれたヨウジの薔薇も美しい。

10.【2020】 VFコーポレーションによるSupreme買収

出典:businesswire.com

ノースウェイスやVANSを抱えるアメリカの巨大企業・VFコーポレーションがSupremeを2100億円で買収すると発表した。

なお、Supremeの経営方針は特に変わらないという。

この莫大な買収額は、Supremeがファッション業界と人々に与える影響の大きさを物語ると同時に、ラグジュアリーストリートに対する評価が確かなものになっていることを示している。

いかがだったでしょうか。今回は世界TOPクラスのストリートブランド・Supremeの過去10年間の歴史・出来事を振り返りました。これからもSupremeの動きに目が離せない。

MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。

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