ココロの中を謳うラッパーYoung Cocoのサグなファッションスタイル
オートチューンを巧みに用いた中毒性のある楽曲で、現在HIPHOPシーンで注目を集めるラッパー・Young Coco(ヤングココ)。
彼はどこから来て、そしてどこへ向かうのか。
今回は、Young Cocoの基本情報やそのサグなファッションスタイルをチェックしながら、彼の魅力に迫っていこう。
【目次】
1 Young Cocoとは
-1.1 WILYWNKAと組んだHUSH PLANT
-1.2 SoundCloudでの鮮烈デビュー
-1.3 ファッションモデルに抜擢
2 Young Cocoの髪型
3 Young Cocoのファッション・愛用ブランド一覧
-3.1 Rick Owens
-3.2 SKINS
-3.3 A BATHING APE
-3.4 Comme des Garcons
-3.5 POP STAR
-3.6 HYSTERIC GLAMOUR
-3.7 CHROME HEARTS
1 Young Cocoとは
Via twitter @Coco_137_jpn
Young Coco(ヤングココ)は、HIBRID ENTERTAINMENTに所属する1997年生まれ兵庫県出身のラッパー。
その人気は日本に留まらず、韓国・台湾・タイなどでライブを行うなどワールドワイドな活躍を見せる。
1.1 WILYWNKAと組んだHUSH PLANT
ヤングココが音楽を始めるきっかけとなったのが、現在変態紳士クラブのメンバーとしても活躍するWILYWNKAだ。
スケボーを通して知り合った2人は親交を深め、高校生ラップ選手権にも出場していたWILYWNKAがYoung Cocoにラップを教える形で楽曲作りを始めた。
2013年にリリースされた2人の楽曲・STUPID 6 COREは今でもYouTube上にアップされている。
1.2 SoundCloudでの鮮烈デビュー
名義を現在のYoung Cocoとし、本格的に音楽活動を始動したヤングココは、SoundCloud上にミックステープTrend Setter Boyを#TSB1〜#TSB3まで立て続けにアップ。
海外からの反響もあったこのミックステープによりYoung Cocoは鮮烈なデビューを果たした。
1.3 ファッションモデルに抜擢
若者のファッションアイコンとして注目を集めるYoung Cocoは、A BATHING APEの2021AWコレクションのモデルにも抜擢された。
2 Young Cocoの髪型
Young Coco(ヤングココ)の髪型は、金色に染めたプレイズヘア。
また最近では、細いドレッドを束ね上げた髪型にすることもあり、Young ThugやPlayboi CartiといったUSラッパーに近いスタイリッシュなヘアスタイル。
3 Young Cocoのファッション・愛用ブランド一覧
ここからは、Young CocoがMVや私服で着ているアイテムのブランドをご紹介しながら、そのサグなファッションスタイルをチェック。
3.1 Rick Owens
Via Instagram @slimmokky
パーカー |
RICK OWENS DRKSHDW トープ Mountain フーディ(96,500円) |
パンツ |
RICK OWENS DRKSHDW Creatch カーゴ パンツ ブラック(88,000円) |
スニーカー |
RICK OWENS DRKSHDW Black Zebra Print Sneakers(48,000円) |
Ninja We Made It.の動画に出演した際にYoung Cocoが着ているパーカー・パンツ・スニーカーは全てRick Owensのアイテム。
モードストリートの帝王と称されるRick Owens(リックオエウンス)のここ数年での人気は尋常ではない。
USのHIPHOPシーンにおいては一種のステータスシンボルともなっているRick Owensの服は十万円を超えるアイテムも少なくない。
しかし、SSENSEやFARFETCHといった海外サイトでは定期的にセールが行われており、お得に手に入ることもあるので要チェックだ。
3.2 SKINS
Via Instagram @youngsavagecoco
パンツ |
SKINS SPLASH DENIM(39,600円) |
SKINS(スキンズ)は2020年に設立されたばかりのブランド。
PETZが製作に関わっているSKINSのデニムパンツは、LEXやJP THE WAVYを始め、様々な国内のラッパーたちが履いており、SNS上で話題を集める。
値段は決して安くないものの、凝ったデザインが目を引く。
3.3 A BATHING APE
ニット帽 |
A BATHING APE ラインストーン ビーニー |
楽曲『U』でも被っているこの白のニット帽はA BATHING APEのアイテム。
カモ柄やサルのロゴといったアイコニックなデザインで2000年代初頭のストリートシーンを席巻したA BATHING APE(ア ベイシング エイプ)は現在でも根強い人気を誇る。
創始者であるNIGO氏はBAPEの元を離れているが、彼が2010AWから新たに手掛けるブランドHUMAN MADEにも期待が集まる。
3.4 Comme des Garcons
ロンT |
Comme des Garcons LONG SLEEVE T-SHIRT(16,500円) |
川久保玲が生んだComme des Garcons(コムデギャルソン)は、日本を代表するファッションブランドの1つ。
どちらかに傾いてしまうブランドが多い中、デザインとマーケティングをともに得意としたギャルソンは商業的にも大成功を収めた。
3.5 POP STAR
Via Instagram @popstar.jp
キャップ |
POP STAR×MARZY MECH CAP(6,600円) |
POP STAR(ポップスター)のキャップは名前通り、超ポップだ。
ポケモンをイメージしたPOP STARのキャップがセレクトショップ・NUBIANに並ぶなど徐々に注目を集めている。
派手でポップなデザインが好きな方にはドストライクなブランドだ。
ラップスタア誕生で大注目のShowyRENZOもPOP STARのキャップを被っている。
3.6 HYSTERIC GLAMOUR
HIP HOP DNAのインタビュー動画にてヤングココが着ているTシャツはHYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)のアイテム。
「ヒステリックでグラマラスなロックミュージシャン」を理想の女性像に掲げアイコンとする日本のベテランブランドHYSTERIC GLAMOURは近年、HIPHOPシーンと深く関わる。
そして、Young Cocoのニューアルバム「05:56 KOKORO」に収録された楽曲『No Pressure!!!』のMV製作もHYSTERIC GLAMOURが手掛けたのだとか。
公開を待とう。
3.7 CHROME HEARTS
パンツ |
CHROME HEARTS クロスパッチデニム |
CHROME HEARTS(クロムハーツ)のトレードマークであるクロスパッチがあしらわれたクロスパッチデニムはその希少性から値段も高い。
しかし、HIPHOPシーンではお馴染みのデニムパンツだ。
いかがでしたでしょうか。
定番のストリートブランドから、ラグジュアリーブランドまで幅広く華麗に着こなすYoung Cocoは日本のHIPHOPシーンにおけるファッションアイコンとしてこれからも活動の幅を広げることだろう。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。