ラッパー達はなぜCOOGIのセーターを着るのか?
日本を代表するHIPHOPアーティストであるKOHHやG PLANTS(舐達麻)も愛用しているCOOGI(クージー)のニット。
COOGIはHIPHOPシーンではお馴染みだが、他のブランドと比べるとカラフルで可愛らしさすら感じるデザインである。
今回は、そんなCOOGIを国内外のHIPHOP界で流行らせたのは誰なのかを解説します。
【目次】
1 COOGI(クージー)とは
2 COOGIをシーンで流行らせたのはノートリアス・B.I.G.
3 COOGIを日本のシーンで流行らせたのはKOHH
4 COOGIを着ているHIPHOPアーティスト
1 COOGI(クージー)とは
COOGIとはオーストラリア発のファッションブランドで、カラフルなニットでお馴染み。
他に類を見ないCOOGIのセーターの柄はCOOGI柄と呼ばれることもある。
1990年代に最初のCOOGIブームが起こった時、日本ではビートたけしが着用していたことも有名で、昨今の90年代ファッションのブームによりHIPHOPシーンを中心にCOOGIが再熱している。
古着屋でCOOGIのセーターを探すファッショニスタも多い。
2 COOGIをシーンで流行らせたのはノートリアス・B.I.G.
2.1 ノートリアス・B.I.G.とは
ノートリアス・B.I.G.とは90年代に活躍したUSのラッパーで、Biggie(ビギー)の愛称でも知られている。
17歳でラップに出会ったビギーは、母親に騒音だと反対されるも「この騒音で大金持ちになる」と言い切り実際に成功を収めたという話も有名。
当時の世間は東海岸のビギー、西海岸の2PACという認識で、ノートリアス・B.I.G.は間違いなくHIPHOP黄金時代の主役だった。
そんなビギーはファッションでも高い注目を集め、数々のムーブメントを起こしたが、そのうちの一つがCOOGIのセーターなのだ。
2.2 ノートリアス・B.I.G.の代表曲
KOHHはMVでCOOGIを着用したり、歌詞や曲タイトルに「COOGI」という名前がたびたび登場したりとかなりのCOOGI好きであることがうかがえる。
そして、日本のHIPHOPシーンにいながら最もファッション界で活躍しているアーティストであるKOHHがCOOGIを日本のストリートシーンに持ち込んだ説が濃厚である。
4 COOGIを着ているHIPHOPアーティスト
最後に、COOGIを着ている近年のラッパーをUSと日本に分けてご紹介。
USのHIPHOPアーティスト
A$AP Ferg(エイサップ・ファーグ)
A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)
ASAP Rockyのファッションはこちら
Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)
Snoop Doggのファッションはこちら
Drake(ドレイク)
Drakeのファッションはこちら
日本のHIPHOPアーティスト
G PLANTS(舐達麻)
G PLANTSのファッションはこちら
Jin Dogg
Jin Doggのファッションはこちら
漢 a.k.a. GAMI
いかがでしたでしょうか。今回は、COOGI(クージー)というブランドをHIPHOPシーンで流行らせた人物やブランドに関するちょっとした話をしました。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。