【クロックス】最も注目を集めたコラボランキングTOP15

郵便物を取りに行くときも、犬の散歩をするときも、クロックスは我々の足を快適に包み込んできた。

しかし、2000年代後半に一斉を風靡したクロックスの外観を嫌う人が、いまだに一定数存在することは確かだ。

そして、クロックスはそのイメージを改善するために、Bad Bunnyのような有名人BALENCIAGAのようなファッションブランドとコラボし、再びブームが到来している。

そこで今回は、クロックスの歴代コラボの中で最も人気を呼んだTOP15をご紹介しよう。

1 Salehe Bembury

Via The Sole Supplier

Salehe Bembury(サリー・ベンベリー)とのコラボで、クロックスは初めてアッパーごと新しいものを作った。

クロックスによく見られるラバーストラップは、取り外し可能なベルクロのものに交換され、オリーブとタンのカラーリングによりアウトドアテイストを強化。

Pollex Clogと呼ばれるこのサンダルは、既にファッション界に足跡を残していたクロックスをさらに一歩推し進めた、最も魅力的な一足だ。

クロックスが今後もコラボ相手に対してこれほどのデザインの自由度を与えるならば、ますます型にはまらないクロックスが出てくることだろう。

2 Beams(2020)

Via BEAMS

Beams(ビームス)はクロックスとのコラボレーションにおいて、常に他と異なることを試みてきた。

そして、2020年、ビームスに再びコラボの機会が与えられたとき、フィッシングベストから着想を得たクロックスを提示し異彩を放った。

オールテレインクロッグをベースに、ナイロン製のカーゴポケットやCOBRAバックルのベルトストラップが付属しているこのクロックスは、日本では即完売。

数量限定ということもあり、なかなか自分のサイズは見つからないだろう。

3 Nicole McLaughlin

Via Crocs

インスタグラムで最も愛されているリメイクアーティスト、Nicole McLaughlin(ニコール・マクローリン)は2020年、クロックスとの初のフットウェアコラボレーションを発表。

アウトドア愛好家であるニコール・マクローリン氏によってデザインされたクロックスは、ストラップにヘッドランプ、ストラップのヒンジ部分にはコンパス、そしてカラビナを装備。

さらに、ジビッツの代わりに、本物のパラコードの束と、小さな袋が付属しており、まるでサバイバルキットだ。

4 Carrots

Via Crocs

次世代ファッションアイコンとされるアンワー・キャロッツ氏がコラボクロックスをリリースしたとき、彼は自分のブランドのテーマに忠実であり続けた。

オレンジとグリーンのカラーリングで登場したコラボサンダルは、サイドに大胆にもCarrotsのブランド名が施され、キャロッツのアイコニックなロゴのジビッツが随所にあしらわれているのが特徴的だ。

そして、アンワー氏は、標準的なクロッグサンダルではなく、オールテレインクロッグをシルエットに採用し、頑丈な見た目に仕上げた。

5 Alife

Via Alife

常に奇抜なフットウェアのリリースで知られているAlife(エーライフ)は、ストリートブランドとしては初めてクロックスとのコラボレーションを実現した。

ブルックリン橋やユニスフィアなどニューヨークの象徴的なランドマークを3Dプリントしたジビッツが大胆に取り付けられており、クロッグというより彫刻のような見た目だ。

また、わずか100足で生産されたこのコラボクロックスは言わずもがな激レアで、自分のサイズを見つけるのはまず難しいだろう。

6 BALENCIAGA(2021)

Via NET-A-PORTER

BALENCIAGAとの2021年のコラボクロックスブーツは、今回のリストの中で唯一、カニエ・ウエストのお墨付きで、従来のクロッグサンダルより尖ったデザインになっている。

また、クロッグとレインブーツを融合させたこのデザインは、単にルックスを重視しただけでなく、機能的にも優れている。

8万5800円という価格は万人向けではないが、ファッション業界におけるクロックスの地位をさらに強固なものにしたことは間違いないだろう。

7 村上隆

Via Crocs

クロックス初のメジャーなアーティストとのコラボレーションは、2020年のコンプレックスコンで発表された村上隆とのもの。

このクロッグサンダルは、ユニークなカモ柄と、ジビッツにチャームとして採用した、村上隆のアイコンであるウルサベアが目を引くデザインだ。

8 BALENCIAGA(2018)

Via BALENCIAGA

これは間違いなく、全ての始まりとなったクロックスだ。

デムナ・ヴァザリア氏が2018SSのショーでこれをランウェイに送り出したとき、クロックスのファッション業界における地位が確立された。

BALENCIAGAとのこのプラットフォームシューズはソールの厚さ10cmで、カラフルなジビッツのチャームがいくつも取り付けられていた。

「とても革新的なシューズです。私にとって、こういったテクニックや素材を使うことは、とてもバレンシアガらしいと思います」と、ヴァザリア氏はランウェイでこの一足を発表した直後にVOGUEのインタビューにて語っている。

そして、2018年春、このクロックスが約9万3000円で発売されると即座に完売。

中古でもオンラインでなかなか見つからないほど貴重な一足だ。

9 Chinatown Market x Grateful Dead

Via Crocs

チャイナタウンマーケットはクロックスと何度かコラボしている。

そして、2020年にはタイダイ柄のクロッグサンダルで、伝説的ロックバンドのGrateful Dead(グレイトフル・デッド)も合わせたトリプルコラボレーションが実現。

ジビッツは、命綱を持ったダンシングベア(グレイトフル・デッドのマスコット)と、クライミングホールドを模したチャーム。

ダンシングベアがサンダルの側面をよじ登っているようにも見える可愛らしいデザインだ。

10 Post Malone

Via Crocs

クロックスと最も頻繁にコラボしている人物の一人であるポスト・マローンは、過去二年の間で4つのコラボサンダルを発表している。

そして、ポスト・マローンとのコラボ作品はどれも発売と同時に即完売しているが、2019年冬に発表したクロックスとの最後のコラボサンダルは、デザイン面で最も野心的であったのは間違いないだろう。

ポスト・マローンは、通常のクロッグサンダルではなく、クロックスのデュエットマックスのシルエットを採用し、よりチャンキーな見た目に仕上げている。

11 Bad Bunny

Via Crocs

2020年にラテントラップの王様であるバッド・バニーがクロックスをドロップしたとき、15分足らずで完売。

再入荷を求める嘆願書が提出されるほどの人気を見せた。

常に快適さを貫いてきたというバッド・バニーはクロックスのデザインにシンプルさを求めた。

真っ白なカラーリングに暗闇で光るジビッツのついた普通の一足だが、現在およそ3万円のプレ値がついている。

12 Awake NY

Via Awake NY

アンジェロ・バク氏のAwake NY(アウェイク ニューヨーク)は近年、一貫してコラボレーションで印象的な作品を発表している。

Asicsとのコラボスニーカー、NEW ERAとのキャップなどはそれらの中でも傑出した作品のひとつだ。

そして、2021年で最も注目を集めたコラボプロジェクトの一つが2色のクロックス。

アンジェロ・バク氏の家族にインスパイアされたこのコラボサンダルはハートで埋め尽くされており、Awake NYのロゴやニューヨークを表す赤いリンゴなど、自身のルーツに関係するジビッツで仕上げられている。

13 PALACE

Via PALACE

クロックスはバレンシアガからジャスティンビーバーまで、あらゆるブランドや有名人とコラボしているが、ロンドンの人気スケーターブランドPALACEが、2021年5月にオリジナルのクロックスを発売したのはかなり意外であった。

デザートカモ柄に亀、£マーク、ブランドロゴ、そしてブランドのシグネチャーである三角形ロゴ「トライファーグ」などカラフルなジビッツが両足を彩っている。

これらは今、約4万円のプレ値で取引されている。

14 Christopher Kane

Via Christopher Kane

ロンドン・ファッションウィークでの2017SSのショーで、Christopher Kane(クリストファー ケイン)は、クロックスとのコラボサンダルを初めて発表した。

大理石のようなプリントで、実際の鉱石で作られたジビッツがアクセントになっている。

「大理石プリントは気取らないイメージで、それにロッククリスタルを加えることでちょっとした豪華さをもたらしている」とデザイナーのケイン氏は語っている。

そして、このリリースから数ヶ月後、花柄のジビッツをあしらったトラ柄のクロックスをドロップ。

第一弾ですら4万円以上のプレ値がついているが、トラ柄の方は中古でも見つけるのが難しいほど人気だ。

15 Chinatown Market

Via Crocs

Chinatown Market(チャイナタウンマーケット)とのコラボサンダルは、これまでに作られたクロックスの中で最も快適な一足だろう。

人工芝で完全に覆われたこの一足は、どこに行っても裸足で芝生の上を歩いているような感覚を得るようにデザインされているのだとか。

その感覚を望んでいる人がいるのかどうかは不明だが、斬新な見た目は多くの人々の注目を集めたことは間違いない。

いかがでしたでしょうか。

これからもファッションアイテムとしてのクロックスの躍進に期待が集まる。

MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。

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