海外に学ぶスニーカーの洗い方・汚れや臭いを取り除く方法

新品のスニーカーほど気持ちの良いものはないが、しっかりと手入れすれば新品に近い綺麗な状態でキープすることはできる。

また、スニーカーの汚れだけでなく、臭いや黄ばみを取り除く方法もある。

今回はこの記事を読むスニーカーヘッズの皆さまに向けて、ナイキやアディダス・ニューバランスなどの多くのメーカーで使える、スニーカーの洗い方や、匂いや黄ばみの取り方を徹底解説していこう。

 【目次】
1 靴紐を白く保つ方法
2 スニーカーの臭いを取る方法
3 ミッドソールの洗い方
4 アウトソール(靴底)の洗い方
5 スエードスニーカーの洗い方
6 踏んだガムを綺麗に取る方法
7 スニーカーの黄ばみを取る方法

1 靴紐を白く保つ方法

出典:9h9h.stores.jp

まず、スニーカーを洗う際にはシューレース(靴紐)は外しておこう。

そして、靴紐を綺麗にしたい場合は以下の手順で洗ってみて欲しい。

  • 1. ボウルを用意し、中にぬるま湯を入れる
  • 2. 市販の溶液(ジェイソンマークなど)を少量混ぜる
  • 3. ボウルの中に靴紐を入れ、20~30分放置
  • 4. タオル(マイクロファイバークロスがお勧め)で拭き取る

それでも汚れが取れない場合は、タオルや歯ブラシに溶液をつけて拭き取る。

2 スニーカーの臭いを取る方法

出典:artofmanliness.com

汚れと同様に、スニーカーの臭いが気になっている方も多いだろう。

しかし、スニーカーが臭いからといって履かないのは少しもったいない。

消臭剤には抗菌成分も含まれているため、定期的に消臭剤を使いケアするのも効果的だが、もっと手っ取り早い方法がある。

銀イオンが含まれたインソールに変えることだ。

銀イオンは何度もニオイの発生源となる成分に反応する性質があるため、消臭剤に比べ効果の持続性も高いと言われている。

3 ミッドソールの洗い方

出典:highsnobiety.com

多くのスニーカーのミッドソールはフォームやゴムで出来ているので、硬いブラシを使っても問題ない。

先ほど用意した、ぬるま湯と溶液を混ぜた洗浄液にブラシを付け、しっかりとこすれば大抵の汚れは落ちるだろう。

汚れが残る場合は、マイクロファイバークロスに脱脂剤を少量つけて拭いてみて欲しい。

それでもダメなら、塗料やミッドソールペンを使って汚れを上から塗りつぶそう。

4 アウトソール(靴底)の洗い方

出典:spy.com

大抵の靴底(アウトソール)はゴムで出来ているので、ブラシは硬いもので問題なく、また水の温度を上げても問題ない。

先ほどの洗浄液をアウトソールに適量垂らし、そのままブラシで汚れをこすり落とそう。

5 スエードスニーカーの洗い方

出典:newbalance.com

ニューバランスのような、スエードスニーカーを洗う際には注意が必要だ。

特にネイビーなどの濃い色のものは水で洗うと色が滲んでしまう可能性があるのでなるべく水分を使わないのがベスト。

汚れが取れそうであれば、まずは乾いたブラシ消しゴムでチャレンジしてみて欲しい。

それでも汚れが取れない場合は、水洗いをする必要があるが、なるべく乾いた状態で作業を行うことを心がけて欲しい。

また、スエードスニーカーは洗い方と同じくらい、乾かし方も大切。

手順は以下の通りだ。

  • 1. ブラシに水と溶液を付ける
  • 2. マイクロファイバークロスにブラシを当て余分な水分を取る
  • 3. ブラシで汚れを落とす
  • 4. 洗い終わったらマイクロファイバークロスで靴の水分をできるだけ取り除く
  • 5. マイクロファイバークロスでスニーカーを叩きながらねじり、毛並みを膨らませる
  • 6. スニーカーが乾くまでこの動作を30分おきに繰り返す

6 踏んだガムを綺麗に取る方法

出典:qlay.jp

スニーカーヘッズたちにとって、路上で最も恐るべきものは間違いなくガムだ。

ここでは、最悪の事態に備えて、スニーカーに付いたガムの取り方をご紹介しよう。

まずはピンセットで取れるものは取っておくと楽だ。

次に、沸騰させたお湯をマイクロファイバークロスに付けて擦り取る。

熱いお湯をかけるとガムは柔らかくなるので、意外とスムーズに取れるはずだ。

7 スニーカーの黄ばみを取る方法

出典:proofculture.com

ジョーダンやエアフォースのようなナイキのスニーカーを持っている方の中で、スニーカーのミッドソールの黄ばみが気になっている方も多いだろう。

黄ばみを取る方法はいくつかあるが、今回は中でも簡単でシンプルなものをご紹介しよう。

  • 1. 市販の酸素系漂白剤を用意する
  • 2. 絵の具のブラシなどの細いものでミッドソールに少しずつ塗る
    (この時、アッパー部分に漂白剤が付かないように気を付ける)
  • 3. スニーカーを日光に当て15分ほど放置
    (日光で痛まないようにアッパー部分にタオルをかける)
  • 4. 2と3の動作をセットで1~2回行う
  • 5. 通常のブラシを水に付け、ミッドソールを磨きながら漂白剤を落とす
  • 6. タオルで水分を拭き取る

また、酸素系漂白剤についてはスーパーなどで売っているものでも問題ないが、海外のヘッズ達はSLOE BRIGHTという溶液で行なっている方が多いので、余裕がある方は是非この商品で試してみて欲しい。

出典:angelusdirect.com

いかがでしたでしょうか。

今回は、様々なスニーカーの洗い方をご紹介しました。

綺麗な靴で気持ちの良いスニーカーライフをお楽しみください。

MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。

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