ファレルウィリアムス《お洒落番長》ファッションスタイル特集
Pharrell Williams(ファレルウィリアムス)はファッションアイコンであり、20年以上の間、ストリートファッションに影響を与えてきた。
2000年代のメッシュキャップやBAPEのパーカー、あるいは最近のADIDASやCHANELとのコラボアイテムなど、彼が着ているものは何でも注目される。
そんなファレルは、コーデの統一感を気にせずに、自分の好きな服を着ることができる数少ない人物の一人で、結果としてお洒落なファッションスタイルを実現している。
そこで今回は、Pharrell Williamsの今までで最も印象に残るファッションスタイルを見ながら、彼の着こなしを学んでいこう。
【目次】
1 【2004】グラフィックTシャツコーデ
2 【2004】BAPEの迷彩柄パーカーとメッシュキャップ
3 【2005】大ぶりのすぎるチェーンネックレス
4 【2005】カラフルなパーカーの着こなし
5 【2014】Vivienne Westwoodのハット
6 【2014】常軌を逸したピンクコートの着こなし
7 【2015】最高のデニムオンデニム
8 【2015】神がかった色の組み合わせ
9 【2016】ミリタリージャケットの着こなし
10 【2017】ADIDASパンツコーデ
11 【2018】HUMAN MADEのTシャツコーデ
12 【2018】シャネル×ファレルのパーカー
13 【2019】リシャール・ミル×ファレルの腕時計
14 【2019】”ye must be Born again”パーカー
1 【2004】グラフィックTシャツコーデ
2004年のスパイクビデオゲームアワードのパフォーマンスでファレルウィリアムスが着ていたのは、自身が手掛けるICECREAMのグラフィックTシャツ。
白グラフィックTシャツ×デニムパンツのシンプルな組み合わせは、一昔前のファレルの代表的な装いだ。
そして、もう一つ注目すべきなのがアクセサリー。
ダイヤモンドが輝くバックル付きのBAPEのベルトを見ると、シンプルなコーデながらも、ファレルが本物のスターであることがわかる。
ちなみに、迷彩柄のボクサーパンツもBAPEのアイテムだ。
2 【2004】BAPEの迷彩柄パーカーとメッシュキャップ
この写真はBillionaire Boys Clubの立ち上げ記者会見の際のもので、Pharrell WilliamsとNIGOのファンなら何十回も見たことがあるだろう。
BAPEのメッシュキャップと、同じくBAPEの迷彩柄パーカーは、2000年代のファレルを象徴するアイテム。
彼の影響でこれらのアイテムを購入したHIPHOPヘッズは少なくないだろう。
3 【2005】大ぶりのすぎるチェーンネックレス
BAPEのパーカーとデニムパンツ、そしてBillionaire Boys ClubのTシャツは相変わらずだが、ここで特筆すべきはどう考えても首から下げたジュエリーだろう。
2000年代のストリートファッションのキーパーソンであるNIGOとファレルの二人は、ポップなデザインで巨大なチェーンネックレスをもお洒落に魅せる。
4 【2005】カラフルなパーカーの着こなし
これほどカラフルな柄のパーカーを着こなせる人物はかなり限られているが、ファレルはいとも簡単に着こなす。
パーカーのオレンジを足元のBAPE ROADSTAでしっかり回収し、まとまりのあるコーデを実現している。
HIPHOPシーンのお洒落番長はさすがだ。
5 【2014】Vivienne Westwoodのハット
ファレルのファンなら、このコーデが今回の特集に含まれていることを薄々分かっていただろう。
『Happy』やDaft Punkとの曲が高く評価され、第56回グラミー賞の4部門で受賞したときの服装だ。
ADIDASの赤いレザートラックジャケットも勿論クールだが、より注目を集めたのは茶色い帽子。
このハットは、80年代のVivienne Westwoodのヴィンテージアイテムだったのだが、これ以降もファレルが同じアイテムを何度も被ったため、2014年に思わぬ注目を浴びたのであった。
6 【2014】常軌を逸したピンクコートの着こなし
ウールのロングコートは冬の定番アイテムだが、ピンクのそれを洗濯する人はファレルぐらいだろう。
大きなハットにピンクのコート、そしてユーズド加工されたジーンズに紫のティンバーランドブーツというファレル節。
彼は本当に自分の好きなものをお洒落に着こなす。
7 【2015】最高のデニムオンデニム
デニムオンデニムは難しいのであまりおすすめできないが、ファレルは何でもやってのける。
LEVI’SのデニムジャケットとパンツにYEEZY BOOST 350を履いてニューヨークの街を闊歩するこのファレルはもはや最強。
これなら真似できそうだ。
2015CFDAファッションアワードでファッションアイコンアワードを受賞したファレルウィリアムスは、白Tの上から赤いアロハシャツと青いレザージャケットを重ねた。
神がかったカラーコンビネーションだ。
そして、他のパートは、オリーブグリーンのキャスケットにデニム、ブラックレザーのドレスシューズという風にシンプルに抑えることでコーデを完成させた。
9 【2016】ミリタリージャケットの着こなし
これは今回紹介するものの中で最も参考にしやすいコーデかもしれない。
オリーブグリーンのミリタリージャケットに合わせたのは、白いロゴTシャツにネイビーのキャップ、そしてベージュのパンツとグレーのティンバーランドブーツ。
シンプルでかっこいい着こなしだ。
ちなみに、Tシャツとキャップはいずれも新進気鋭のブランドであるCactus Plant Flea Marketのアイテムで、ファレルとの関係やブランドの詳細については下記記事をご覧あれ。
ストリートファッション好きであれば知らないとまずいブランドだ。
10 【2017】ADIDASパンツコーデ
ADIDASのトラックパンツ、通称アディパンは日本だと渋谷のヤンキーが着ているイメージが強いだろうが、ファレルのようなファッショニスタが履くとお洒落なアイテムに成り変わる。
2017年のパリファッションウィークで彼が赤いアディパンに合わせたのは、またもやCactus Plant Flea Marketのフリースとトレーナー、青いBBCのソックス、そしてADIDAS×Pharrell WilliamsのSolar Huだ。
カラフルだが、トレーナーに含まれる赤色もパンツで拾っているし全体としてまとまりを感じる。
11 【2018】HUMAN MADEのTシャツコーデ
毎年デンマークで開催されるノースサイドフェスティバルにおけるパフォーマンスで空中を飛んでいるこのファレルが着ているTシャツは、長年の親友であるNIGO氏が手がけるHUMAN MADEのアイテム。
この白Tシャツの着こなしはタイラー・ザ・クリエイターのそれと似ているように思える。
12 【2018】シャネル×ファレルのパーカー
「俺、シャネルとコラボしたんだよ。」
人生で一度は言ってみたい言葉だが、ファレルはやってのけた。
ファレルが着ているこの黄色のパーカーは、彼とCHANELのコラボアイテム。
そして、スニーカーは、彼とADIDASのコラボアイテム。
ファレルウィリアムスのファッション業界における影響力がこの写真一枚で分かる。
13 【2019】リシャール・ミル×ファレルの腕時計
そして、ファレルがフレックスしているこの腕時計は、リシャール・ミルのRM52-05 トゥールビヨンのファレルウィリアムスモデルだ。
ちなみに腕時計は30個限定で販売され、値段は約1億円だった。
14 【2019】”ye must be Born again”パーカー
2019年にファレルが着用したものの中で最も人気なアイテムの一つがこの“ye must be Born again”パーカー。
Cactus Plant Flea Marketがデザインしたこのパーカーは、カニエウェストに対してリスペクトを込めたアイテムで、ファレルやドレイクらが着用したことで大きなヒットを収めた。
いかがでしたでしょうか。今回は、HIPHOPとファッションという二つの業界で成功を収めているファレルウィリアムスのベストコーデをご紹介しました。
ファレルのように自分が好きな服を堂々と着こなしたいものだ。
MINARI.(ミナリ)は情報の質にこだわり、記事の執筆に時間をかけて丁寧に行っています。他の記事もぜひ合わせてお楽しみ下さい。